札幌の雪解けもすすみ、暖かい日が続いて
北海道にもやっと春が来ました
我が家は今、母が高血圧・高血糖予防で食事療法をしているため
塩分控えめ・減塩をこころみています。
もともと我が家の味付けは濃くてしょっぱいので、以前から注意していたのですが
毎日食べてると慣れてしまうんですよね。
どれくらい濃くてしょっぱいか・・・というと、例えばインスタントラーメン(鍋で煮るタイプ)の場合
一袋を調理するとき、母は別の袋からタレだけぬいて入れます。
麺1に対して、タレ2の割合です。
なんで(・。・)?と母に聞くと「だって味うすいもん」とのこと。
一個の分量にタレ2個分入ってるのですから、もちろん私が食べると
しょっぱいのですが、母曰く「これくらいがちょうどいい」とのことで。
これで、我が家の塩分基準だったんです
今回、高血圧・高血糖のため栄養指導を受けた母。
栄養士さんに注意されたのは、ダイエットの為に甘いものを食べないことと
塩分を極力押さえること・・・でした。
私も一緒に話しをきいたのですが、塩というのは何にでも入ってるのですね。
インスタントものはもちろん、食パン・ハム・ちくわ・・・などほとんどのものに含まれ
いつもどおり食事をすると、高血圧予防のために「1日6g」といわれている基準は
あっというまに超えてしまいます(→.←)
糖分より塩分を減らすほうが、大変なんだということが初めてわかりました。
食事療法を始めてみて困ったのは、すでに濃い味に慣れてしまった味覚では
正しく減塩すること、薄味にすることが難しいということです。
栄養士さんも、自分で作って自分で食べる主婦の方の減塩やダイエットが
一番挫折しやすいと言っていました。
母もまさしくその主婦であり、味覚はインスタントラーメン麺1に対してタレ2が
普通の味覚なので、自分の舌で量るのは無理があります。
そこで、今回、塩分計を買ってみました
見た目、体温計みたいですよね。
液体のものしか量れないのですが、先のほうを液体にいれて
「ON」を押すだけで、だいたいの塩分(%)が量れます。
0.8%とか、数値だけだと薄いのかどうかわかりにくいですが、このように
「うす味」「ふつう味」「から味」のところに、ランプがつくようになっているので
子供でもお年寄りでもわかります。
そこで、早速、我が家のしじみのお味噌汁で試してみたところ、判定は
「1.2% から味」でした(笑)
母は「だいぶ味噌を減らしてけど、これだとまだ薄くないんだね(*_*;」と言って
次からはもっと減らし、化学調味料を使わず、煮干から出汁をとるようになりました。
そして今では、汁物が食卓に出てくるときには「この豚汁は0.8 ふつう味だったよ」とか
「この味噌汁は 0.7 うす味だったよ」と言うのが、恒例になりました。
このおかげのせいか、血圧はかなりダウン。
病院の薬も飲んでるので、そのおかげもありますが、でも塩分計で量ることで
「減塩できてる!」・・・と自覚がもてることは、作ってる母にとっても手ごたえがあり
気持ち的にもいいようです。
でも、気持ち的に・・・といえば、塩分より甘いものを食べれないことのほうがダメージあり
「チョコレートが食べたい(´^`。)」「お菓子食べれなくてつらい(T-T)」とのこと。
今まで食べ放題でしたからね。
つらいですよね。
甘いものについて栄養士の先生が言っていたのは、どうしても食べたいときは
食事したときに一緒に食べてしまっていいとのこと
血糖値というのは食事をして2時後くらいが一番高いそうですが、そんなときに
「ちょうど小腹がすいた」・・・と、間食やおやつやに甘いものを食べてしまうと
より血糖値が上がってしまうので良くないそうです。
なので、我慢ばかりではつらいので、どうしても食べたいときは
食事のときに一緒に食べてしまって、食事と食事の間では食べない・・・
という方法で継続してほしいと言っていました。
母もそれを聞いてちょっと安心(^。^;)
さらに、砂糖を入れなければコーヒーは飲んでもかまわないとのことでしたが
新聞の広告で見つけたということで、血糖値が気になる人用のコーヒーやお茶
を買って飲んでいます。
そんな高血圧・高血糖の予防とダイエットの食事療法をはじめて、はや一ケ月。
体重も2キロ減りました
今後も月に一度、お医者さんと栄養士さんとの面談がありますので、まだまだ母は気がぬけません。
又、糖分や塩分が減るということは、一緒に暮らす家族にとってもいいことなので
この際家族みんながうす味に慣れて、それが普通になれば、塩分計も必要なくなる日が
くるかもしれないな・・・と思います・(・^-^・)・